『リアルおままごと』の始まりは、五歳を過ぎたら包丁を持たせてお料理を教えたいという気持ちから始まりました。
始めた理由は簡単なことです。
子供に残せる遺産のように、料理を作れることは行きていく上で財産になると考えたからです。
子供が小さいうちから一緒に料理を作っていくと、どうなるのでしょうか。
Contents
『リアルおままごと』って?
最近は男女関係なく家事をすることは珍しくなくなってきているようです。
子供がお料理を作れるように教えられたら。そして、実際に自分で作れるようになったら。嬉しいですよね。
最初は無理なく、小さなことから始めてみてはどうでしょうか。
食材を切ったりお鍋に入れたり、調味料を計ったりから少しずずで。上手に出来なくても良いのです。子供が参加したと思えるかです。
まずは食材に触れて、何か一つでもやってみるということが大切です。
小さい子供にも出来ることは、
・食材を洗う
・食材を手でちぎる
・ハサミができる子はハサミで食材を切る
・用意した食材をお鍋に入れる
・包丁は親の監視のもとに扱ってみる
・調味料や食材を混ぜる
・食材をお皿に乗せる
など色々ありそうです。
お料理の基本は『おままごと』です。
子供達に出来る範囲で楽しく作れたら良いですね。
手洗いなどの衛生面に注意を払うことと、火や刃物を使うので、安全への配慮は確実に、です。
『リアルお買い物ごっこ』もできるかな?
食材を買う時に、子供用のカートを活用して、子供と一緒に『リアルお買い物ごっこ』をしてみるのもおすすめです。
その時は、
・食材を探す任務を与える
・食材の種類や場所が分からない時はヒントを教える
・食材を見つけたら選び方を教える
・あくまで子供主導での買い物をする
・興味がなくなればそこで終了する
・レジでお金を出す任務も与える
・食材を袋に入れて終了
という流れになると思います。
親は子供の側にいて安全を確保しするのが仕事です。
時間が無くて面倒くさいと思う時はいつものお買い物をして、時間が作れる時にやってみてくださいね。
メニューは『今日は何にする?』が基本?
毎日の食事のメニューを考えるのはとても大変です。
なので、子供達に頼るのも良いですね。
リクエストされたものはなるべく作るようにします。そうすることで、参加意欲が高まります。
子供が『リアルおままごと』『リアルお買い物ごっこ』に参加するときに気をつけることは、
・注意事項は伝えても怒らないこと
・すると言ったことも出来ないかもしれないことを考慮すること
・笑顔で終われるようにすること
などでしょう。
幼い頃から料理に関わることで、子どもたちにとって当たり前のことになり、抵抗なく料理を作れるようになると思います。
長男(高2)次男(小6)の今、数年間のブランクはありましたが、夏休みなど長期の休みもお昼ごはんの心配なく仕事に出られるようになりました。
今では私よりも上手になったように感じます。
私が疲れて居る時には、
『今日は自分が作ろうか』
と、夕食を作ってくれたりと、本当に助けられています。
『継続は力なり』ですね。
もちろん外食も、デリバリーも取り入れながら、楽しい食事時間を過ごすのが一番幸せなことです。
これからもゆる~く長~く、お料理を作っていってくれると良いなと思います。
子供の発想を大切にしてみるとどうなるの?
子供が料理について思いついたこと、考えたことを実現させる機会を作ることで次に繋がります。
子供が作りたいと思う気持ちを持ってくれることは嬉しいものです。
できる限りで、『作ってみたい』を尊重していけたら、料理の幅も広がったり、意欲が持続します。
日常生活で嫌なことがあっても、ご飯を食べることで気持ちが回復したり、何より自分の作ったものを、家族や大切な人が『美味しい』と食べてくれたならとても励みになります。
『おままごと』の延長線にあるもの。それは、楽しい食事の時間なのだと思います。家族の中で助け合って、一つのご飯を作って食べられることは、本当に楽しくてありがたいことです。
最初は『おままごと』から始まるのだと思っています。
時にはこんな料理もあるんだなと作り方を調べてみたり、作り方が分からなければ調べる方法もたくさんあります。
色々な出来事が起こり、家族がバラバラになりそうになった数年もありましたが、家族をつないでくれる一つにお料理がありました。食事は楽しいものとして位置づけられることは人生をより良くしてくれるのではないかと思います。
『リアルおままごと』を始めた最初から結果が見えていたわけではなかったけれど、食事を楽しむことが出来たなら、きっと他にもたくさんの楽しいことにも意識を向けていけることでしょう。
食事の時間は楽しく!
それが鉄則です。
まとめ
毎日の悩み事、
『今日はなんのご飯を作ろう』
を、少しでも良い時間にできたら。
そんな気持ちで子供と料理を作って行けたら、最高に幸せです。
五歳から始める『リアルおままごと』。
その結果は、家事を協力できる人を育てることでもありました。
ぜひ、お試しくださいね。