子供の『ギャン泣き』。どうしてするの?どうすればなくなるの?

子育てブログ

突発的に巻き起こる嵐のようなギャン泣き。彼らは何故そんなに泣くのか、どうすれば泣き止むのか。その理由を見出すまではとても長く辛い時間です。

また、そこにある感情を紐解いて、納得させ、ギャン泣きを終結させた時の安堵感は大きなものです。

泣くことによって何かを要求している子供にとって、自分の意見を通すための最終手段、ギャン泣きは無くてはならない奥の手です。

全ての子供がギャン泣きをするわけでは無くしない子も居ます。

年齢的には、

・乳幼児

・幼児

・小学校低学年

・稀に小学校高学年

でしょうか。

Contents

スポンサーリンク

どうして子供は『ギャン泣き』するの?

『ギャン泣き』にはいくつかの種類が有るようです。

・乳幼児→体調悪化や空腹、眠気、お母さんが居ない

・幼児→あれが欲しい、あれがどうしても欲しい、だから、買ってええええええええ!

・小学校低学年→あれが欲しい、これも欲しい、どっちも欲しいよおおおおおおおう!

・小学校高学年→だってやっぱり、どうしても、欲しいんだよおおおおおおう!!!!

ちょっと物欲に傾いた感じですが、概ねこんな感じでは無いでしょうか。

しかし、気をつけたい『ギャン泣き』もあります。

子供の『何度も繰り返す理由の無いギャン泣きは病気のサイン』である場合があり、注意が必要です。

※腸重積(ちょうじゅうせき)などの重大な病気は一刻を争う病です。慎重な見極めが必要な場合があります。

スポンサーリンク

『ギャン泣き』する子としない子の違いは?

我が家の長男次男それぞれに泣き経験がありますが、二人は全く対称的なギャン泣きの収束の仕方を見せてくれました。

我が家の兄弟は学年で五つの年の差があるので、一人ずつを子育てした感じでしたので、兄弟間の影響はギャン泣きに関しては無かったと思います。

【長男のギャン泣きの師匠】

長男は穏やかな性格の子で、自分が前に出るよりは人を見て考えて行動するタイプ。

ある日スーパーのお菓子コーナーでお菓子を選ぼうとした時に、横に居た男の子がお母さんに

「こっちじゃだめなら買わないよと」

言われ置き去りにされギャン泣きを始めました。

長男は横で泣いてる子をチラ見して、納得したような顔をして、自分もとギャン泣きを開始。

私は突然の出来事に面食らいました。

すぐに息子のそばに寄り、

「泣かなくてもちゃんと買うよ」

と伝えると、長男は泣くのを止めました。

「欲しい物を選んでね」

と伝えるとうなずいて、お菓子を眺め始めました。

男の子が泣いていたことを忘れたようにニコニコして一つお菓子を選び、買い物かごに入れ、その日のお買い物は終了でした。

後にも先にも、長男がギャン泣きをスーパーでしたのはその一回だけでした。ギャン泣きの師匠はお菓子コーナーの他の子供でした。

【次男はハイパーギャン泣き】

次男は生まれたときからビッグな子でした。

歩けるようになってすぐ頃からスーパーでのギャン泣き大魔王になっていた次男。

買い物の最後におやつコーナーと決めていたこともあり、次男と行くときもそういていました。

感情の激しい次男には、長男の時のように「お菓子は最後よ」という言葉は通用しません。

でも、しつけやルールが有ることを覚えて欲しいから、と最後がお菓子ということを変えたくなくて、お互いに意地を張り合ってギャン泣きが始まります。

通路に突っ伏して「うわーん」です。

私と長男は棚に隠れてその様子を見守って居ました。

すると次男は、私と長男の姿を確認すべく、時折チラリとこちらを見る。

そしてまた「うわーん」とする。

数ヶ月そんな繰り返しがあり、そのうちに、泣くのを止めて、お菓子を眺めるようになりました。

長男は今でも買い物の時は側に居ることが多いです。

次男は自分の興味のままに行動しています。

『ギャン泣き』には子供の性格が大きく影響しているようです。

スポンサーリンク

『ギャン泣き』は無理にでも止めさせるべき?

結論としては、無理矢理止めさようとせず、話を聞くことだと思います。

・まずは訴えを聞く

・気持ちを受け止める

・泣き止んだら、他の事を提案する

・時々はおねだりも叶えてあげる

親は子供の気持ちを一歩下がった場所で受け止めるようにするのがおすすめです。

沢山の人の目にさらされながら大声で泣きわめく子供を連れ歩くのはとても辛いものです。子供の気持ちと親の気持ちを切り分ける癖をつけていくことで、だんだんと子供の『ギャン泣き』は治まって行くことでしょう。

スポンサーリンク

『ギャン泣き』小学生でも起こりうる危機とは?

小学生でも『ギャン泣き』が起こるのは、不登校の前兆です。

小学三年生の新学期から長男はだんだんと元気をなくしていきました。

・おかしいな。

・そのうち持ち直すのかな。

・先生はベテランだし、きっと大丈夫だよね・・・。

そんな思いが入り乱れていた夏休みの8月の月初。

仕事から戻った時に、泣きながら長男に

「明日から仕事に行かないでくれ」

と言われました。

どうしたのか問いかけても理由は言わなかった。

そして、夏休み明け後数日して、朝、玄関から出られなくなった長男が泣いていました。

不運が重なり彼は学校に入ることができなくなっていました。

何もかも手遅れでした。

それからは毎晩一時間近く大声で泣き叫ぶようになりました。

そんな『ギャン泣き』もあります。

子供の『ギャン泣き』には心の叫びも含まれます。

・何故泣いているのか

・何を訴えているのか

・どこか不調は無いのか

そんなことにも気をつけながら、子供の成長を見守っていけたら良いと思います。

スポンサーリンク

まとめ

ギャン泣きは子供が出来る最強の意思表示。

いつの日かギャン泣きがおさまった時、言葉で自分の気持を子供も話せるようになっていることでしょう。

泣く事で、親が自分を受け止めようとしてくれているかを試し、親の様子を伺う子供達。

そうやって自分の存在を確かめているのかも知れないですね。

大人だって時に、色々なことで辛くなって泣きそうになることもあります。それでもなんとか解決策を見出して回復し、また頑張っていく感じです。

タイトルとURLをコピーしました